「平安朝 皇位継承の闇」(倉本一宏著 角川選書)を読みました。

 「平安朝 皇位継承の闇」(倉本一宏著 角川選書)を読みました。
 図書館で借りてきました。たまには、真面目そうな歴史の本でも読まないと・・・ですからね。
 著者は、1958年 津生。東京大学大学院修了、大学院は単位修得退学(・・・って何?)で、国際日本文化センター教授。


 万世一系なのかなと思う皇位継承なわけですが、序章で、その最たる例である武烈天皇を、そして、平城、陽成、冷泉、花山の四天皇をテーマに、あくまでもその退位は「皇位継承の争い」であり、これらの天皇の悪評は、後からの・・・てことを訴えている本でした。
 そうでしょうね・・・ですし、特に、平城天皇の場合は、壮絶な権力争いだったわけでしょう・・・とは思いますので、さして・・・ですが、つけいる隙があったのは、この四天皇でもあったのでしょう。
 正直なところ、系譜や事実が頭の中に入っていないと、なかなか理解できないところもあり・・・私は系譜と略年表を見ながら読みましたが・・・。もっとも、多くは「悪評」を記した古文所の羅列と評価でしたので、そんなところをはぶくと、そうでもないかもしれませんね・・・。
 それと・・・嫡流という表現が再三再四でてきますけど、当時は、まだ、兄弟継承してから世代継承する、という感じが、濃厚に残っていたようにも思えますけどね・・・。それは、江戸時代初期まであったわけですし・・・歴史の専門家なのにな・・って、かなり、違和感を覚えました。最終的に世代相続に成功したのが、生き残った天皇家であり、藤原家なのでしょう・・・。
 それと・・・精神病を含めての、病気の話も、ちとね・・・でしたけど。


 思ったほど難しい本でもありませんしたが、じゃあ、何って感じもしなくはありませんでした。



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