「京急電鉄 明治・大正・昭和の歴史と沿線」(宮田憲誠著 JTBパブリッシング)をさらり読み。

 「京急電鉄 明治・大正・昭和の歴史と沿線」(宮田憲誠著 JTBパブリッシング)をさらり読み。
 図書館で借りてきました。京浜急行は、数度、乗ったことがありますが・・・乗り鉄以上のものではありませんね。
 著者は、1963年東京生。ローカル私鉄めぐり などに加えて、絵葉書などをベースに現在との比較調査を趣味とする方のようです・・・いい趣味ですねぇ・・・。


 タモリ線については触れられていませんでしたが、京浜急行の歴史と変遷を、豊富な資料で裏付けしつつ、まとめあげた一冊です。このような本は経営主体によるものも含めて数多くあるのでしょうが、歴史とかが中心になっているように思いますが、本書は著者の趣味が反映されていて、昔の風景などの写真や資料が数多く収納されており、京浜急行電鉄ファンのみならず、一般の人にも、なかなか、興味深いものを見ることができるように思います。
 私は、これまで、この電鉄が、横須賀あたりの軍事基地との関係で敷設されたものと漠然と思っていたのですが、それは大きな誤りで、川崎太師への参詣客運搬、横浜と東京南部(品川)を結ぶ路線として計画された京浜電気鉄道、横浜と三崎半島を結ぶ湘南電気鉄道がベースにあり、戦前には東急電鉄に吸収されたりもした過去を持つことを本書で知りました。また、若干地理感覚のある、御殿山や八ツ山橋あたり、あるいは羽田への支線、横須賀あたりなどの古い写真も、興味深く見ることになりました。
 詳細な内容まで読むことはありませんでしたが、そうだったのか・・・と思える本でした・・・。

 残念なのは、軌道の巾や、軍事的な問題に触れていないこと、また、記述が京浜電気鉄道に偏りがちだったように思えること・・・でしたが・・・でも、なかなかの力作です。

 著者に敬意を払いたいと思います。

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