「天井大全 これ1冊で天井のすべてがわかる!」(日経アーキテクチュア編)をさらり読み。

 「天井大全 これ1冊で天井のすべてがわかる!」(日経アーキテクチュア編)をさらり読み。
 図書館で借りてきました。たまには、専門書もよまないと、日々是好日・・・じゃなくて、日々是研鑽できませんからね。


 日経アーキテクチュアの連載記事をまとめたもののようです。東日本大震災における、あの衝撃的な天井落下事件・・・せんだいメディアパーク、仙台空港、九段会館などなどをテーマに、その改修方針と、耐震基準の成立をまとめたものが1/3、空調や照明などを中心にした天井のありようが1/3、特徴的な天井をまとめたものが1/3くらいの比重で一冊にまとめられていました。
 「これ1冊で天井のすべてがわかる!」とは思えませんでした・・・単純に(現在主流の軽量鉄骨)吊天井にしても、細かい記述がないので・・・ですが、最初の1/3では、落ちた天井の改修方向が、ふれ止めなどの耐震性能アップ、軽くて落ちても問題の少ない材料の方向に流れているのは、理解できました。もっとも、先立つものがないと、なかなか・・・ではありましょうか。
 次の1/3では、設備を組み入れてなんとか快適さを求めている様子が、必ずしも天井とは関係なく紹介されていました。エコハウス的な話題・・・と言っても、過言ではない内容でして・・・。
 最後の1/3は、バブルだよんの、あの建物、もはや建設することが目的になっている、あの建物などが紹介されつつ・・・最後は既存住宅のリフォームという、天井に関係ありそうで、ないような記事で終わっていました。

 耐震性能と言う意味では、結局、国の基準に業界がなんとか・・・な内容なのかなと思いつつ、これが専門の大学の先生は怒り心頭みたいでしたけど、実際には天井下地の設計は公共仕様書の通りとなるわけですけどね・・・と思いましたが、基準の原点は理解できたので、勉強になりました。
 設備との調和と言う意味では、いろいろを組み入れたりしているのですけど・・・詳細があまりに少なくて・・・あまり、参考にならなかったのが正直なところ。
 いろんな天井などの紹介の部分は・・・ほんと先立つものがないと・・・になってしまったかな・・・と思います。一番、面白かった、最後のリフォームは、もはや天井の話ではなくなってしまっていましたし・・・。

 やっぱり、「これ一冊で天井のすべてがわかる!」とは思えない本ではありましたが、でも、読んだ価値があったかなぁ・・・。返すまでに、何度か眺めたいと思います。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック