「本当はひどかった昔の日本」(大塚ひかり著 新潮文庫)を読みました。

 「本当はひどかった昔の日本」(大塚ひかり著 新潮文庫)を読みました。
 珍しく購入です・・・図書カードをゲットしましたのでね・・・新聞の書評に出ていてから久しいのですが・・・。
 著者は、1961年横浜生、早稲田大学第一文学部日本史学専攻。


 まえがき によれば、なんかの精神系の疾患になったらしい著者に共感を思えつつも、古典が苦手な私は・・・こういう解説本は、とても・・・なわけですが、本書では、まま言われる「昔はよかった」はそうではないんだよということを以下の観点で綴っていました。

 捨て子・育児放棄、車内ベビーカー、虐待、昔の家族、マタハラ以上の虐待、毒親、介護地獄、ブラック企業。

 ほんと、ひどい国ですね・・・日本の過去は。もっとも、それは「今の価値観」だからですし、そもそも物語になるようなものは、それなりに極端な例なわけですが・・・しかし、昔が今よりもいい時代であったわけではないのは、明らかでした。

 いい本でしたね・・・こういう冷静な価値観が、本当は必要なのでしょう。まま、読み返す価値のある本でもありますね・・・。

 そして、あとがきは・・・あの清水義範! これを読むだけでも、価値のある一冊でしょう・・・著者翻訳の源氏物語、読みたくなりましたね・・・。



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