NHK名古屋「金とく 追跡 巨大沈没船 若狭湾 かくされた秘密」を見ました。

 NHK「金とく 追跡 巨大沈没船 若狭湾 かくされた秘密」を見ました。
 録画です。単純な興味で見たのですが・・・とんでもない番組でした。
 ナレーションは、スイーツ大好きな元ヤンキー・・・的場浩司さん。


 若狭湾で確認された巨大な船・・・第二氷川丸を追った番組でした。調査会社による若狭湾・・・舞鶴沖の調査結果。それをベースにしての船特定・・・第二氷川丸。ここまでは沈没船・・・だったのですが、ここからは、その第二氷川丸の黒い歴史・・・それはつまり、海軍を中心とする日本の国際法違反行為の数々・・・を明らかにしています。病院船としての公的記録に続いて、実はオランダの病院船・オプテンノール号を拿捕し、捕虜としたこと、当時の国際法でも違法な行為としての猛抗議を一方的にはねのけ、天応丸、第二氷川丸と大改造して、病院船として国際的に喧伝もしたこと。そして、武器や兵器の輸送を行ったこと・・・同じような行為を行った橘丸は拿捕、ぶゑのすあいれす号は撃沈、そして、第二氷川丸も攻撃を受けたこと・・・舞鶴で終戦を迎えたものの、その後に出港し・・・おそらく自沈したこと・・・などが、証言を交えて語られました。そして、外交文書によって、転用や違法行為、自沈の事実を隠蔽しようとする軍部や日本政府、さらに、戦後もオランダとの間で長く賠償問題があり、それがようやく政治的に決着したのは昭和53年という事実でエンディングとなっています。
 当時の関係者を簡単に非難することはできませんが・・・それでも、これが海軍の現実だったということを声高にして公開すべきだ・・・とも感じた番組でした。

 終戦前後の戦争関係の番組はいくつかありましたが・・・これが最高だったのかもしれません。こういう内容を知らなかったという単純な原因もありますが・・・。
 さすがNHK名古屋ですね・・・的場浩司さんのナレーションも重厚で、よくあっていました。川崎移住で「金とく」が見られなくなるのが、とても残念です。
 でも、最近のNHKはローカル製作壊滅させようとしていますからね・・・その心配もいらないのかもしれませんが・・・それでも、素直にこの番組の制作班を賞賛したいと思います。

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