「どこにでもある どこかになる前に。 富山見聞逡巡記」(藤井聡子著 里山社)を読みました・・・おおむね。

 「どこにでもある どこかになる前に。 富山見聞逡巡記」(藤井聡子著 里山社)を読みました・・・おおむね。
 AMAZONでゲットです・・・書店でなくてごめんださいね・・・と、富山シティエフエムをネットで録音して聴いている私は、ちんちんかいかいして、謝罪するのですが、最近の本屋は少ないですからね・・・。

20191030-ピストン藤井.jpg

 さて!
 私はピストン藤井を知ったのは、あの名番組「年度末特別番組」から・・・かは定かではなく、その前から知っていたのかもしれませんが、とにかく、明白に意識したのは、あの番組からでした・・・って、ああ、ピストン藤井ってのは、著者の富山での源氏名ですね・・・たぶん。
 その後、金曜日は・・・とか、でも聴いたりしてはいましたけどね・・・。
 だから、そして、でもっての、購入ですが・・・。

 個人的にはピストン藤井のキャラにはあまりついていけないのですが、その背景にある世界・・・それは富山の「なぁーんもない」と言われつつ、実は「なぁ~~んでもある」世界へのあこがれは強いのですよ・・・四半世紀と少し前には住みたいと思ったくらです・・・残念ながら、それは挫折し、金沢になってしまいましたが・・・。
 でも、今でもそのあこがれはあって、実際、よく聴くコミュニティFMは富山のが多くて・・・この本を知ったのも、そこの特番での会話からでしたけど・・・とにかく、富山の放送局に登場する人間たちの魅力も含めて、あの世界に生きているピストン藤井が本名であるという藤井聡子の名で書いた・・・元は、ネットの連載物みたいですけど・・・本をAMAZONでゲットしてしまったわけでした。

 内容は・・・おいたちと挫折と家庭環境と出発からでしたけど、ここは、あんまりおもしろくなく・・・まあ、おかん の凄さと、おとん の弱さと、あにき の影響が、ピストン・・・じゃなくて、藤井聡子の人格に色濃くでているのはわかりました。しかし、ハードな紙が終わるあたりから始まる、富山在住の連中たちの色濃さには・・・やはり、垂涎のあこがれを抱くわけで・・・中には、ラジオで知っている人もでしたけど・・・いや、カラスのは聴いていないのですけどね・・・ブルーズなんで・・・ですが、とにかく、そこが、著者とのからみを中心にしつつも、やはり、面白い。
 そして、今は亡き、敗戦富山の残影・・・シネマ街とか・・・をめぐる著述も、実に共感を得てしまった・・・のが本音でした。


 やはり、富山は面白いですね・・・本書タイトルの一部でもある、それは、日本全国の郷土愛連中が「おらがまち」と信じつつ、目指しているかもしれない「どこにでもある、どこか」とは違うフレグランスを持つ・・・それが、地元を脱出しようとしている大企業もどきには理解できない世界・・・を、藤井聡子と、その周りに集まっている連中は体現しているのでしょう。
 だから、富山は面白いし・・・そこに移住してくる連中も面白い・・・ようです。

 今は無理ですが・・・私も富山に移住しようかな・・・と改めて思ったけれど・・・でも、とりあえずは、路面電車の富山駅貫通区間に乗りたいぞ・・・と改めて思った私でした。


 決して読みやすくはないでしょう・・・私は少しだけ事前知識があったし、その世界に魅力を感じているから楽しめましたが・・・しかし、それがない人たちには・・・です。
 でもね・・・本書タイトルの通り、そして、今の私が住んでいる世界のように、おらがまちを過剰に意識している連中が目指している「どこにでもある どこか」ではない世界を理解できる人は・・・結構、面白いでしょう。
 最後に・・・本書を読む前に、富山シティエフエムとかFMとなみとかを聴くのをお勧めしておきます・・・。

 ああ・・・おおむね なのは、つまんない部分は、それなりにはしょったからです・・・でも、基本的には、おもし~でした。。BGMで聴いていた、ヘルムート・ヴァルヒャのフーガの技法によく合いました。



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